IdeoTypeユーザガイド

セットアップ

まず必要なソフトウェアをインストールして、そのうえでIdeoTypeをインストールしてください。

ハードウェア

必要なハードウェア

特別なハードウェアは必要ありません。普通のPCで十分です。

ソフトウェア

必要なソフトウェア

IdeoTypeを実行するには次のソフトウェアが必要です(括弧内はテストに使ったDebianパッケージ名):

詳しくは配布tarball中のdebian/controlにあるDepends:フィールドを見てください。

このソフトウェアの開発には次のものを使っています:

依存関係の面倒を避けるために、パッケージ管理システムを備えたOSを使うことをおすすめします。お手数をおかけして申し訳ありません。

Windowsユーザの方へ: IdeoTypeはまだWindowsを直接サポートしませんが、VMwareやcoLinuxのような仮想環境にインストールしたUnix系OS上で動かすことは可能です。

Mac OS Xユーザの方へ: IdeoTypeはまだMac OS X向けにパッケージされていませんが、必要なソフトウェアがMacPortsやFinkその他を使って用意され適切に設定されていれば起動することは可能です。ただしまだ実用的とは言えません。パッケージングに協力してくださる方は歓迎します。

推奨するソフトウェア

これらは必須ではありませんが、選択の余地があるならおすすめします。

便利なソフトウェア

なくても動作しますが、一緒に使うと便利なソフトウェアです。

IdeoTypeの配布物

バイナリパッケージやソースコードも含めて、すべて次のサイトで手に入ります:

http://sourceforge.net/projects/ideotype

インストール

Debianパッケージ

Debianパッケージは簡単にインストールでき、アンインストールも簡単です。.debパッケージをダウンロードして、dpkgでインストールします。

$ sudo dpkg --install ideotype_x.y.z-*.deb
$ sudo apt-get install -f
$ sudo dpkg --install ideotype_x.y.z-*.deb

Apt lineをunstableに向けて、contribとnon-freeを含めておくのを忘れないでください。Unstableではなくstableベースのシステムで使いたい方はAPTを適当に設定すれば部分的にunstableのパッケージを使うことができます。

Tarball

Tarballからのインストールはおすすめしません。できる限りパッケージ管理システムを使ってください。あえてtarballからインストールしたい場合は、makeを使ってください。インストール先を変えるにはDESTDIRを指定してください。

$ tar zxvf ideotype-x.y.z.tar.gz
$ cd ideotype-x.y.z
$ make
$ make install DESTDIR=/home/jdoe